心も体も自然のままに・・・

整体師のたーくんが思ったこと、感じたこと、みなさんにもシェアしたい情報などをせきららに書きたいと思います。

本当の幸せ BY江原啓之

「緩和ケア」…もう医療の手を尽くせなくなったような人が、死の怖れを緩和するために受けるケア…との関連のお話。

「緩和ケア」をしているお医者さんの立場からすると、医療的な投薬はもう効かないと分かっていても、「何かをすることで希望を持ちたい」という患者さんには、代替療法を勧めるのだそうですね。

そうしたら、70代で前立腺がんを患っていたおじいちゃんが、2週間に一度ずつ、若い女性二人のボランティアによる「カラー療法」(ぬり絵のようなもの)をしていたら、「腫瘍マーカー」の数値がどんどん下がっていったそうなのです!

お医者さんは、
「あれは「カラー療法のせい」、というよりも、「お姉ちゃん療法」のせいでしょう」と言ってましたが…(笑)。

このように、「心の持ち方」でも、自分の肉体の終わりの時の
QOL(生活の質)は変わっていくんですよね。

けれど、江原さんは、代替療法は、「狭義」のスピリチュアルケアだ、と言います。

心や体の慰めにはなるのですが、根本ではないと言うのですね。

江原さんは、「広義のスピリチュアルケア」とは、「人生哲学を持つこと」と言います。

つまり、

「人はなぜ生まれたか、なぜ生きるのか、病気や苦しみはなぜあるのか、仕事はなぜしないといけないのか」…

そういうことに対して、自分がしっかりとした「生命倫理」を持つことが、病や苦しいことに直面しても、目先の楽さを求めるだけでなく、
受け止めることができるようになる、と言うのです。

もちろん、体が痛かったり辛かったりするのは、できるのであれば、和らげます。

けれど、「死にたくない」と言っても、人は、一人残らず、生まれたからには死ぬことが定められているわけです。

死なないために、自分や周囲の人のエネルギーをすり減らし、
医療者に求めたり、責めたりするのであれば…

「どう生きるか」を充実させたほうがいいですよね。

ホスピスの先生が、たくさんの患者さんを見ていて悟ったことは、

「人は、生きるように死んでいく」

ということだそうです。

同じ病気の人が二人いて、同じ治療をしても、「楽になったような気がします、ありがとうございます」と感謝している人は、逝く時も感謝に満ち、周りの人も感謝しながらお別れするそうです。

けれど、
「何をしてもダメですよ。もっとできることないんですか?」
というように、責めてばかりいる人は、逝く時も不満で、周りの人も疲れ果てているそうなのです。

「楽であれば幸せで、そうでなければすべて不満」
であれば、不満が多いでしょう。

けれど、楽ばかりだったら、不自由な肉体を持って生まれてきた意味がないんですよね。

だから、「人生はいろんなことがあるが当然」という人生哲学があれば、楽しいことは楽しめるし、苦しいことも想定内だから、学べばいいと分かるのです。

そして、「すべて自分の成長のため」と思えれば、不満もなく、
自分にできることを心をこめてやり、幸せになれるんですね。

江原さんは、

「本当の幸せは、何も怖れないこと」

と言います。

幸せは、「何を得たか」でなく、「なにも怖れることがない」こと。

死ぬのは怖いことだけれど、死ぬのは当然のことであり、
死ぬからこそ、命を大切にしようと思うのです。

執着するのでなく、「今日一日をどう生きるか。どれだけの思い出を込められたか」…


江原さんの言葉を聞いていると、悪い出来事を否定するのでなく受け入れ、そして、命を、生きることを大切にしようとしみじみと思わされます。

さらに、幸せは、人に何かしてもらうということを求めたり依存することでなく、「自分」にかかっている、ということも分かります。

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